Lifecycle Propulsion
Engineering

推進力を維持する万全のアフターケア

設計時の性能を維持するために、徹底したプロペラのメンテナンスや修理を行います。また、船の運航状況に合わせたプロペラの換装や省エネ付加物の推進性能を検証し、最適なソリューションをご提案いたします。

Maintenance

30countries

30カ国でサービス実例のあるネットワーク

ナカシマプロペラの主力製品である大小さまざまな固定ピッチプロペラは、世界中で採用されています。そのため、各国の主要地域にサービス代理店を設置し、トラブル対応を行っています。しかし、本船スケジュール等によっては、即時の恒久工事実施が困難な場合もあり停泊期間を最小限に抑えるため海上や水中で一時的な工事を行い、恒久工事までの期間を安全な運航が継続できるようサポートすることもあります。

  • 燃費改善のための省エネ研磨
  • トルクリッチを解消するためのプロペラエッジカット工事
  • ダメージによるプロペラの曲損部や折損の修繕

Retrofit

340,000US$

1%の効率の改善は、年間340,000US$もの燃料費削減に相当

※メガコンテナ船の場合

近年、特にコンテナ船においては低速運航(低出力モード)が主流となっています。つまり、船の造船時に計画されたエンジン出力とは異なる馬力レンジでプロペラが作動する場合があります。このような背景を受け、燃費改善のために低出力モードで再設計されたプロペラへの換装が流行しています。当社でも船主から要求を受け、低出力モードのプロペラ換装を実施しています。設計馬力にもよりますが、換装プロペラでは5%程度の効率改善が期待できます。メガコンテナ船の場合、1%でも効率改善できれば、年間約340,000USドル相当もの燃費削減効果が得られ大きなメリットとなります。また当社では、燃料費の増加に伴い、既存船への省エネ付加物の提案も行っています。取り付けが容易なエコキャップから、燃費削減効果の高いアルティメットラダーバルブなど、船主のニーズに応じて当社の省エネ付加物をご提供しています。