Quality
最新の設備、職人技術の粋を極めた
玉島工場
設計通りの形状にするための高精度な翼面加工機、作業の安全性を高めるプロペラ反転機、最高の生産効率をもとめたIoT設備を導入しています。ナカシマプロペラは最新の設備と職人の技術を融合させ、高精度で最適なプロペラを製造しお客様へご提供いたします。
Casting
185tons
185tの巨大鋳造品
溶解
最大溶解重量185t。年間約12,000tもの鋳造品を製造し、そのシェアは国内NO.1を誇っています。
一品造型
現型を必要としない当社オリジナル廻型と呼ばれる造型方法により、一品受注生産を得意とした製造方法です。現型を必要としないため短納期での製造が可能となります。
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60t低周波電気炉銅合金鋳物で日本最大の低周波電気炉です。過去の溶解手順を分析し、効率よく高品質な溶解を実現します。 -
オリジナル造型当社オリジナルの造型方法で、短納期で鋳物を造型できます。図面があれば6mのプロペラ型を最短2週間で完成することができます。 -
鋳造凝固解析システム最大135tにもなる大形鋳物を欠陥なく作り出すために、鋳造凝固解析システムを導入し、品質の事前確認としてシミュレーションを念入りに行います。
Safety
3min
巨大プロペラをたった3分で反転
ナカシマプロペラでは、製品重量最大135tのものまでさまざまなサイズの生産が可能です。大重量の製品を安全に移動させるのは容易ではありませんが、プロペラを製造する際には工程中に少なくとも4回は製品を反転させなければなりません。当社では巨大なプロペラを反転させるオリジナルのプロペラ反転機を保有し、たった3分で反転させることを可能にしました。反転作業は反転機導入以降10年以上にわたって無事故です。また、鋳造作業を行う現場は大変過酷な作業環境です。1000°Cに及ぶ電気炉内清掃(スラグ除去)も必要で、従来はこの作業を人力で行っていました。当社はオリジナルのスラブ除去装置を開発し、毎回炉を掃除することで炉の寿命を格段に伸ばすことと、現場の環境改善を行っています。
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プロペラ反転機当社オリジナルのプロペラ反転機を使用し、135tもの重さのプロペラでも傷つけることなく安全に反転することを可能にしています。 -
スラグ（ノロ）除去装置1000°Cを超える電気炉の炉内を清掃する作業は、大変暑く危険を伴う作業です。当社では独自開発した装置により、炉内についた金属を安全に取り除き炉のメンテナンスをしています。*特許取得設備 -
翼面加工機設計図通りのプロペラを作り出す上で翼面加工機は欠かせない設備です。当社では1974年から5軸翼面加工機を導入するとともに、プロペラ専用CAMを使用し制御しています。
IoT
400pcs
年間400基以上ものプロペラ生産を実現
量産と高性能を両立させるIoT工場
大形プロペラのメイン工場である玉島工場は、2005年の建設時からIoT工場をコンセプトとして年間400基以上ものプロペラを製造しています。当社独自の生産管理システムによる工程実績の管理をはじめ、各設備ともリンクしていることから、機械の稼働状況、デマンド監視、専用の水平バランス装置などの計測器も一括で管理。各計測器の日々のキャリブレーション情報を分析し、精度の維持や製造品質の向上と改善を行っています。
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玉島工場玉島工場は2006年に稼働し、10年間で3640基・合計重量10万トンものプロペラを製造しました。現在では生産をIoTで管理し、年間400基以上を安定して生産しています。 -
ボス加工専用機プロペラボスを加工する当社オリジナルのNC加工機です。加工データは設計図面の情報とリンクしており、作業者がプログラム入力を行わなくても一元管理で加工することが可能です。 -
生産管理システムオリジナルの生産管理システムを導入し、リアルタイムな製品の所在管理、工数管理、日々の棚卸を実施しています。接続されているセンサーによって様々な製造情報を管理し、ビックデータの活用をしています。